どうしても相手を変えたい、でも変えられない。
家族のように生活を共にする間柄でも、「魂の成長」はそれぞれ違います。
私たちは魂を成長させるために生まれてきましたが、その魂を成長させるためにやるべき課題は、人それぞれ別のものなのです。
だから、こちらがしてあげられることがあったらやってあげて、そこに見返りやお礼を求めず、そして相手が変わらなかったとしても、そのことに一喜一憂しない。
そしてどうしても相手を変えたければ、まず、自分を変えるのです。
たとえば、相手が「地獄言葉」ばかり吐いているのだとしたら、「天国言葉」を言いなさい! ではなくて、あなたが「天国言葉」を言い、しあわせで豊かにしていればいいのです。
その姿がステキでカッコ良かったなら、必ず相手はその影響を受けて変わります。
それを、無理やり直そうとするのは、相手の修行を邪魔しているのと同じです。
相手の修行を邪魔すると、邪魔したほうも苦しくなります。
だから、そういうときは、「相手も未熟で学んでいるし、自分も未熟で学んでいるんだ」と思えばいいのです。
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