会社に行きたくない人へ
「会社に行くの、嫌になっちゃったんです」という女性がいました。
理由をたずねたところ、
「同僚たちの会話があまりにも幼稚で、話を合わせるのが大変なんです」とは言う。
私は「大変なんだね」って、彼女の話を聞いていたんです。
ところが、途中から彼女の話す内容が変わってきたんです。
「実は職場で気になる男の人がいるんですけど」
「彼のこういうところが素敵なんです」
「その人は上司なんですけど」って言うんです。
私はすかさず言いました。
「だったら、明日から、大好きなその人に会いに行くと思ってごらん」
そしたら、彼女は頬を赤く染め、満面の笑み。
急に幸せになっちゃった。
彼女のために、神様は、その素敵な男性に恋をする、という“開運の扉”を用意しておいてくださったのですね。
なのに、彼女は馬の合わない人たちばかりを見ていた。
好きな人のことを見ていれば幸せなのに、嫌いな人にばかり焦点を合わせてる。
でも、こっちに向いていたのを、あっちに向き直したとたん、同じ職場のなかに、心ときめくことがあったと気づいたんです。
幸せは、自分のすぐそばに、すでにあったんです。
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