自分の人生の舵はいつも自分が握っている。
変えられるから、人生はおもしろい。
ひどければひどいなりにおもしろいんです。
だって偉人伝なんかを読むと、ひどい「手」から始まる人のほうが多いでしょう?
野口英世は福島県のひどく貧しい農家に生まれて、幼いころ手に大火傷を負って、左手が不自由だったんです。
それでも努力して、世界的な学者になって、医学の発展に貢献しました。
ひどく貧乏だったり、体が弱かったり、最悪の環境から始まって、あがっていくから、人生はおもしろい。
自分の「手」、つまり「生き方」を変えないで、「さだめ」だけ変えようたって無理な話です。
自分の人生の舵はいつも自分が握っている。
右に行きたければ右に舵をとるし、左に行きたければ左に舵をとる。
間違って、南極のほうに行っちゃうこともあるでしょう。
だったら途中で舵の方向を変えればいいんです。
ハワイに向かっているのに、ペンギンが出てきたらおかしいでしょう?
流氷が流れてきておかしいから、「これは間違った。舵の方向を変えよう」でいいんです。
だって、舵を握っているのはあなたなんだから。
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